デッキの交換
とある離島のログハウス
車からログまで60m、高低差15~18mの急勾配の坂道が待っています。
建築時1990年の建築時には大型のユンボで資材運びや建て込みも可能でしたが
現在はそれも叶いません
デッキの状態は一見腐ってはいない様に見えますが
トンカチで叩いてみれば「ボコボコ」と痛んでいるのがわかります。解体してみればこんなじょうたいでした。
まずはログサイトで新しいデッキを仮組みします。デッキの大きさは9m×2mですが上段のログは10m材)
当時はシルログがデッキ材も兼ねた作りをしていました(今思えばあかんやろうですが)
樹種も杉材でしたが今回は檜材を使用しました。(赤みが美しいです)
さて最大の難所これらログデッキの搬入です。直径26cm最長10m材もあるのです
作ったのは木そりです。木そりに乗せて運び入れます。前の二人でコントロールします。
ログに乗ってる奴の役目?ただのウケ狙いです
ログが重いのでしたからチルホールで引く準備をし、暴走したら危険なのでユニックでゆっくり緩めながら
と準備していたのですが少しやってみると意外と軽くコントロール出来たので必要ありませんでした。
解体中です。思っている以上に腐ってきているのがいつもです。
基礎の高さは2mですがベースが90cm出ていてその先が2m程さらに下がっています。デッキの先は4m以上下がっていることになります。その先は海まで崖っぷちです。エアコンも空中で浮かんでいます(笑)
4mの柱やシルログを落とす時がやり難かった。
デッキの組み立てです。
心なしか腰が引けてる様に見えますが……違いますバランスを撮っているのです(笑)
デッキの土台となるシルログと上部のログは銅板で覆う事にしました。
キンキラキンで眩しい事となりますがすぐに変色して目立たなくなると思います。
古い手摺りに取り付けられていた中に嵌めていた板は痛んでいなかったので再度使用します。
朝日が美しいです。
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着々と進んでいます