階段の話
2013.09.18
階段とても大事です。おろそかに出来ません。
一般住宅の法規上では幅75cm以上、蹴上げ23cm以下、踏み面15cm以上とされています。
この最低寸法の階段の2Fから下を覗いてみると、階段ではなくそれはハシゴと思える程です。
とても正面向いては下りる事は出来ません。
階段の蹴上げや踏み面の指標となる寸法は2H+D=歩幅の関係が関係が理想とされています。
Hは蹴上げ寸法でDは踏み面寸法です 歩幅は通常60~70cmとされています。
子供やお年寄りは歩幅は小さくなります。
2H+D=63cm程度とされています。
蹴上げ高さを19cmとすれば踏み面は25cmとなります。
角度から云えば33度~37度程度となるようです。
写真(左)ケヤキのこぶや節だらけのものを親柱にして細工を楽しみましたササラ板や踏み板はカナダ杉です。
カナダ杉の特徴は柔らかで歩いても脚に響きません。
写真(右)緩やかなSの字に昇る階段です最下部の踏み板は厚さ20cmもある天然の「ブナの木」を使用しました。
その他の板は「モミの木」です。
こういった天然木の階段材はとても重いです。
天然総無垢ケヤキ材の階段箪笥です。今では逸品となりました。
上向きに曲がった材をつかった階段です。
1F~2Fにあがる階段は別名「木違いの階段」と呼ばれています8~9種類程の材を使って造られています。
(木の勉強になります)
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