土佐漆喰
私達の建てるログハウスには土佐漆喰壁が多く使われています。
サイディングと漆喰の違いについて書いてみたいと思います。
サイディングの特徴は価格的に安価で技術的な熟練度はそれ程必要ではありません。
スチールサイディング張り |
1m2あたり3,150円~ |
窯業系サイディング張り |
1m2あたり4,200円~ |
たてコーナー取り付け |
1mあたり2,100円~ |
継手ジョイナー取り付け |
1m1,575円~ |
継手コーキング打設 |
1mあたり1,890円~ |
大体¥1㎡/5,500~ですが金属サイディングで¥7,000~となります。
アルミ系となれば¥10,000~。
サイディングは10~15年毎に、つなぎ目のシール剤(変成シリコン)のメンテナンスが必要となります。
その都度足場を組み、シールの除去やシールの打ち直しが必要となってきます。
金属サイディングも色褪せやサビが発生し再塗装やサイディングの張替等が必要となります。
10年も経てばデザインや柄の変更があり製造していない事もあり得ます。
土佐漆喰の特徴
素材は石灰石から作った消石灰と「わら」を定尺にカットし節目を取り除き水を加え発酵させたものを消石灰と混ぜ合わせさらに熟成させて作ります。
特徴は半永久的とも云える圧倒的な耐久性にあります。
本漆喰と違いその防水性も非常に高く、寒冷地に於いてもその強度は変わらず北海道や長野県の標高1200mを越す極寒の地でも何の問題も出て来ません。
施工直後は黄土色しているのですが空気中の酸素に触れて酸化し年々白く変化していきます。
価格的にはサイディングの価格よりも1.5倍~2倍程度と高価です。
原材料はとても安価なのですが下地から5つ程度の行程が必要となり手間が掛かります。
施工が難しいので熟練した技能が必要となる。(職人の数が激減しています)
ただし、素人が塗る事も可能です。
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