土佐和紙の勧め
2014.03.29
手透きの土佐和紙について、以前から興味があり時々使っていました。
私は全部が木で出来ているタイプの家はあまり好みではなく、木を主として使いはするけれどその他の自然素材を組み合わせて家を創るのが好きなので建てる家はどうしても漆喰やタイル、レンガ、壁紙などを組み合わせた家が多いようです。
一度手漉き和紙を使ってみませんか?
お勧めの理由は・・・
安全です。使用される糊はフノリ(海藻糊)や澱粉糊なので安全度が高い。
さらにホルムアルデヒト等の有害物質も吸収してくれるのです。
調湿作用がとても高いのです木と併用する事によってその効果はさらにアップします。
(瞬間的な調湿作用は木よりも高いが吸収量は少ない、木は吸収量は多いが時間が掛かる)
DIYが可能です。
メンテナンスが簡単です、紙が剥がれ曲がっても簡単に修復可能です。
欠点として高価と思われがちです。
私達が使用する手漉き和紙は職人さんが自分の山で育てた原木(楮・三椏)から手漉き迄、一貫して製造している和紙を使用しています。
手透き土佐和紙の施工単価は¥1㎡/3,500~
でも、これは一般的な壁紙単価と殆ど変わらないか少しだけ高価と云うレベルです。
オーナーさんも頑張って手伝ってくれました
床の間も手漉き和紙です聚落に見える緑の壁も和紙なのです。
私達が使っている和紙は三椏、楮、等の原木を自分の山で育て自分達で漉いている方から仕入れ使用させて頂いています。
(このやり方日本の和紙を漉いているのはここだけしか無いと云われています)
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