お知らせ

失敗しないログハウス造り

2014.06.02

「木は腐る」と云う事をいつも念頭に置いておきましょう。
木の大敵は雨、雪、紫外線、腐朽菌、カビ、シロアリ等があります。

1)樹種選びはとても重要です
ログハウスに最適な樹種は米ヒバ(イエローシーダー)、米杉(レッドシーダー)ヒノキ等がお勧めです。
予算が少なければ杉、米松、パイン材となります。
いくら安いからと云って使いたく無い樹種は米栂(ヘムロック)、スプルースです。

2)屋根や軒の出は出来るだけ大きく設計する
前後は1.8m~2m程度、左右は1mは出したいものです。
安い材程紫外線や雨、雪等から建物を守る為に大きくしたいものです。
風や雪の影響が強い地域は棟木や母屋のサイズが大きくなったり垂木寸法が大きくなったりします。
金額は上がって来ますがメンテナンス頻度や費用を考えれば結局はこちらの方が有利となります。

3)高い施工技術を持っている業者を選定する
「木」の事をはじめ塗料等の事を良く研究していて高い技術を持っている業者を選びます。
もし腐食が見られた時に確実に修理修復が出来る業者を選びます。


大きな屋根は大事なログを紫外線や雨水から守ってくれメンテナンスの期間を延ばしてくれるのです。
鳥取に建てられた米ヒバのマシンカットログです。

   
ドーマの下に設置された水廻り部分やデッキの屋根はドーマー部分の再塗装時の足場を省いてくれ、足場代の節約になります。
フィンランドパイン(アイヒキ)で建てられたマシンカットログ

   
何事も無かった様に修復する高い技術が必要です。

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